おやつと猫と、そして本
by suirenndou
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第12回 天神さんで一箱古本市


2015年 5月27日(土)
  10:00~16:00
京都・長岡天満宮境内

雨天会場 開田自治会館



イルフ童画館@岡谷
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全部見せます!刊本作品!
全139作品をすべてお見せします
1月15日日曜日 1部 10:00 2部 13:30
@イルフ童画館


情報はこれがすべて。
スライドショーなのだろうか?
講師が、白手袋はめて一冊づつ中を見せてくれながら
なにか話すのを聞くのだろうか?
定員は何名?
要申し込み?

わからないづくしなれど、あえて問い合わせることもせぬまま岡谷へ。
「手を洗ってください」
「住所氏名を書いてください」
「靴を脱いでください」
少々取り扱いの説明があり、あとは
「自由に手に取りごらんください」
「ただし、本当に丁寧に取り扱ってください」とだけ。

まじですか?
ホントのホントにマジですか?!
だって、刊本ですよ!
武井武雄の刊本作品全139ですよ!!!
それが、4列にずらーーーーっと並べてある。
ガラスケースもなにもない。
139冊が無防備に置かれている。
それだけで寒気がする。
あまりによい夢すぎて、悪寒が走る。
ちゃんと洗ったのに、へんな汗が手から出ている気がする。
もういちど、洗ってよく拭く。

のちのちこのようなことになるとは思わず作られ配られた第1作から手に取る。
後に、刊本と名付けられ、139冊にもなるとは本人さえ思っていなかった第1作。
武井武雄の世界はもう全開なのね。はじめから。
おもしろすぎる。
「本の宝石」と呼ばれる、その姿にばかり目を奪われていたけれど、
その中にかかれている言葉・物語も全部自作。
図録などでは表紙しか見ることができないので、
今回はじっくり、その言葉を追ってみた。
ブラックというか、シュールというか、武井武雄。

美しいだけではない。
きれいなだけではない。
かわいいだけでは、もちろんない。
そして、けっこうH。
おとなの世界。
伝統工芸・芸術だけではない。
新素材にも果敢にアタック!
開発中の社外秘新素材の情報を入手し、断られれば
それまでの刊行作品全部をもって行き、使用許可を得る。
刊本へ込める情熱・執念・完成度。
一冊一冊に万年筆や毛筆で自書。

武井自身の精神力と体力と尽きないアイデアに、常人ならざる大きさに
飲み込まれるほかないのである。
昼休憩をはさんで、みっちり一日。
どっぷり武井武雄にまみれたのであった。
階上の展示室は、閉館まであと1時間30分あり、
今見た刊本の原画・版を見ることができたのだけど、
疲労困憊のあまり、隣の喫茶室に倒れるように座り込み
紅茶を啜らずにはおれなかったのだった。
ふだん甘いものなど頼まない番頭は、ココアを抱えていた。
へとへと。

8年ぶりの全作展示だそう。
一冊もなくなることなく終了の時間を迎え、「首がつながりました」と学芸員さん。
渾身の展示。



身近な本のイベントはこちらです
2/14ブクブク交換会@長岡京・カフェグランパ
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by suirenndou | 2012-01-17 17:01 | 本・古本屋 | Comments(0)
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