今回の榊翆簾堂の箱のテーマは、お散歩から旅へ、それにまつわるあれこれ。
鉄道方面は、宮脇俊三を柱に対談相手の著作や旅先の案内などを並べていました。
すると、「ボク、この本の装丁担当しました」と仰る男性が現れ、
終着駅は始発駅 グラフ社復刻版を手にされました。
「おそれながら、お名前を伺ってもよろしいでしょうか?」
「はい、板谷成雄です」
「えっ?!あの二代目しのばずの」
「あ、それは、はとさんで、ボクはmapの方」
「ハ、ハイ!存じ上げております」
こういうことなのです。
「本と人との出合う町」
一箱古本市の真骨頂ではないでしょうか?
いや~、ドキドキいたしました。
しのばず一箱古本市のもっと真ん中にいる方々にとっては、板谷氏を存じ上げんのか。
ということではありましょうが、
なにぶんまだまだ入口に入ってもいないようなひよっこ店主ですので、
そこはお許しいただくとして。
面出しで飾られていたかの本は、
サイン本となり、店主のお宝になりました。
箱から引っ込められたわけです。
そして、記念の一枚。
(ブログ掲載は承諾済み)