おやつと猫と、そして本
by suirenndou
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第13回 天神さんで一箱古本市


終了いたしました



天気の悪いなかお越しいただいたみなさま
ありがとうございます

カテゴリ:本・古本屋( 118 )
「本の宝石」 武井武雄刊本
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岡谷で、次の列車まで少し時間があった。
イルフ童画館へ場所確認に行った。
ゆっくり作品を観るのは次回にしようと、帰りかけて小さな案内状が目に留まった。
ここからそう遠くはないらしいので、
書店内で催されているという作品展に行ってしまった。

「行った」ではなく「行ってしまった」のである。
「出会ってしまった」のである。

何に?
刊本作品とそれを収める刊本箱。

刊本作品とは本をその内容である絵、話だけではなく、印刷、装幀、函の全てにおいて表現の一つであると捉え制作された作品である。それ故に作品ごとにその装幀が異なり、そのこだわりは紙の繊維を得るためにパピルスを栽培したというものまである。その美しさから「書物の芸術」「本の宝石」と呼ばれる。当初は「豆本」としていたが、42号以降が「刊本作品」とされている。「親類」と呼ばれる約300名の会員にのみに実費で頒布されたため、各々の本に通し番号がついており、図書館などへの収蔵も少なく「幻の美書」となっている。初号は昭和10年の「十二支絵本」で、通算139作が制作された。(wikipededia より)

今頃知るなんて、遅すぎる。
どうして知らなかったのかと不思議にさえ思う。
武井作品は、なにがあるのかな?
そういえば、中原淳一の原画見たことなかったかも。。。
ソレイユの表紙原画あるなら行ってみよか。な程度だったのに。
鳥肌たった。
熱い悪寒が走った。
そんなヘンなコトがヘンだと感じないほどのの、衝撃だった。
駅までの道を、大声でしゃべりまくる店主と番頭。
興奮で、ボリュームが抑制できないのだ。


えらいもん知ってしまった。
予定の列車は、とうの昔に出てしまった。
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by suirenndou | 2011-09-28 15:50 | 本・古本屋 | Comments(0)
 「ラムラム王」 武井武雄


 ラムラム王は東京から九万マイル、ロンドンから九万マイルのエッペ国という国の貧乏な珊瑚削りの仕事場で生まれた子。長い長い名前を持ち、略してラムラム王。七歳にして変身の術を現わし、鳥や虫に自在に変身、魔法を使って両親を驚かせ、やがて魔物の故郷目指して旅に出る……。

大正15年に刊行された、武井童話の復刊。
文字づかいは変えてあるが、挿絵は当時のまま。
まったく古さを感じさせないモダンな線描。
武井は、自らを「ラムラム王の生まれ変わり」と周りの人に言っていたらしい。

童話の添え物として軽んじられてきた挿絵を「童画」と命名。
児童雑誌の挿絵、額縁画、版画、図案(デザイン)、おもちゃの研究・創作など
多岐多彩な分野で偉才を発揮した武井武雄。

ひらたくいえば、「おしゃれな絵本作ったおじさん」
恥ずかしながら、私の認識はそのレベルだった。
武井の出身地である岡谷のイルフ童画館で教えてもらった
小さな展覧会に足を運んで、
衝撃の出会い。

イルフとは?
 古い(フルイ)の反対で新しいという意味の武井による造語。

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by suirenndou | 2011-09-15 16:44 | 本・古本屋 | Comments(0)
信州高遠 「古本アパートメント」 2
9月3日(土)
古本アパートメント」本日開店。
台風上陸。
中央道閉鎖。
高速バスおそらく、運休。

 6:00 東京メトロ乗車
11:16 東京→高尾→甲府→岡谷着
       乗継ぎの列車を待っている時
       次の新宿行き特急あずさ運休のアナウンス
       山梨・大月付近豪雨のため
12:29 岡谷発
13:11 伊那市着→バス
13:40 高遠「本の家」到着

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雨は降っていない。
灰色の空の下、ぽつりぽつり、お客様あり。
「どうぞ手にとって、ゆっくり過ごしてくださいな」と願う。
閉店の頃、また降りだした。


18:00 「御宿 分校館」着 雨強し


台風。
囲炉裏。
リトルプレス。
りんご農園。
驚くべき人々。
手繰り寄せているのか、引き寄せられるのか・・・


雨、ますます強く、
前を流れる川、怒涛の如し。
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by suirenndou | 2011-09-03 12:00 | 本・古本屋 | Comments(0)
天神さんで、一箱古本市
2011年11月26日(土)
京都・長岡天満宮にて、一箱古本市
開催しま~~~~す!
土曜日は本!!!
日曜日は、天神市!!!


詳細が決まり次第、順次お知らせいたします。


このブックイベントは、
2005年から東京の谷中・根津・千駄木で行なわれている「不忍ブックストリートの一箱古本市」を参考にしたものです。

一箱古本市とは?
http://sbs.yanesen.org/hitohako/about

花子さんとは?
http://www.f-g-hanako.com/#
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by suirenndou | 2011-09-02 17:11 | 本・古本屋 | Comments(2)
ブクブク交換会 後編
さて、最後のプレゼンが終わり
それぞれ気になる本を手に取ったり
聞きそびれたことを質問したりのフリータイムを経て、
いよいよ「本の交換会」

誰も文句はない。
満場一致で、さらば国分寺書店のおばば→少年へ
 (ああ、ほしかったなぁぁぁぁ 未練・・・)

司会両名が促すも、なかなか遠慮して次の手が挙がらない。
私の第一希望は、「ニッカ・ウイスキー」
取り合い必須かと踏んでいたのにライバルなさそうだし、
先へ進みそうにないので勇気を出した。
と、そこへ予期せぬ伏兵現る。
隣の少年父さん。
「えーーーーーーーーーっ!!!!!!!!!マジ?!」

困ったことに、迷いに迷った挙句、第二希望としたのは、
父さん持参の猫絵本「山へ帰った猫」だった。
とっても人見知りとみえる父さん、なぜか強気に
「じゃ、丁度いい。『猫』あげるから、『ニッカ』よこしなよ」光線送ってくる。
なーんか、そんな流れになってる。
仕方ない。
じゃここは、アタシが折れる。
ニッカ(非売品!装丁まんま新潮文庫)欲しかったな。
でも、最初に目に飛び込んできて、
見学のはずが参加する気になったのは、『猫』があったから。
だから、よしとする。

その後も和やかにどの本も、もらわれていった。
1冊持参の人は1冊。
複数冊持ってきた人は、その数。
少年の2冊目は、私が持ってきた「けっこう凄い人 泉麻人」
  父の本→私
  私の本→息子
楽しい輪ができた!

交換会を見学するでもなく、編み物をする女子2名。
「本の家」事務方さんなのかな?と思いきや、
父子の家族であった。
豊橋から青春18切符で、飯田線に揺られて列車の旅。

「一緒に旅に出て、父子はブックイベントに参加して、
本に興味のない二人は自分の好きなことをして過ごす。」
「本の町」を目指すものとしては
ひとつの理想の家族のありかただな~~~~~。
と、感慨深げなトロ氏。
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by suirenndou | 2011-08-27 20:02 | 本・古本屋 | Comments(0)
ブクブク交換会 前編
参加各人が、自分の好きな本を持ち寄って、
「どんな本か。どんなにすばらしいか」をプレゼンし、
最後は、皆で交換会。欲しい本を持ち帰る。
という楽しいブックイベント

本のテーマを決めたり、参加者に条件がある場合もあるけれど
今回は何も条件無し。
場所は、「仙醸蔵」。

と言う内容を知ったのは、高遠に着いてから。
はじめは、見学するつもりだった。
がしかし、テーブルの上に並んだ本を見て、きらーーーーーん。「欲しい」
慌てて、本の家に取って返し、自分の本棚から1冊抜いて、走って戻る。

もう始まっている。
遅れて申し訳ございません。
ほとんど初対面同士。
勝手わからずお互い少々緊張気味のスタート。

そこは、各地」でブクブク交換会を開催されている
読書ガール=イシトヤチグサさんの進行のうまさ、
ライター北尾トロ氏の知識、間口の広さに加えて、
やっぱりみんな本が好き。
なわけで、プレゼンも熱を帯び、徐々に笑いもありで盛り上がっていく。

クライマックスは、やはり中二男子くんの登場シーン。
父子で参加の少年は、「いやいやながら父に連れられてきたのだろう」
というのが大方の見方だった。
とんでもない。
彼はほんものの読書少年だった。
推薦の一冊は直球勝負「僕らは怪しい探検隊 椎名誠」
実は、彼のプレゼンの前に、椎名誠の処女作品「さらば国分寺書店のおばば」が出たのだ。
しかもそれは、文庫ではなく、湯村輝彦表紙、いさいひさいち挿画というあの情報センター出版局 (1979/11)!!!!!
トロ氏「シーナは不滅だ!」同感。
ざっと30年の時を経て、まだ中学生を笑わせている!!!

また、少年の語りのうまいこと。
司会にツッコミを与える、余裕さえ。
そして、もう一冊が変化球だった。「博士の愛した数式 小川洋子」
数学・数式というジャンルなら、さして不思議とも思わないが、
静かなこの物語。
とても少年が自ら手に取るジャンルとは思えない。

一番印象に残ったシーンは
「ヒロインである家政婦が初めて博士の家に行ったとき、
玄関でいきなり靴のサイズはいくつですか?と博士が尋ね、
24㎝ですと家政婦が答えると
24は○○です(肝心なとこ失念!)と博士が言うところ。」

ふぅーーーーーーまいったなぁ。

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by suirenndou | 2011-08-27 16:39 | 本・古本屋 | Comments(0)
信州高遠 「古本アパートメント」
2011秋「高遠・週末本の町」の一企画に参加。
9月10月の2ヶ月間、本棚を1本借りて、自分で並べた本を売るのだ。
つまりは、古本屋さんごっこである。
この日にこぎ着けるまでの顛末は、後に記す。


8月27日(土)
どういうわけだか、中央道ゲキ混み。
関東周辺の小学生諸君、宿題は済んだのかね?
夏休みの最終土日。
なぜか皆、信州へ。
店主、激しく車に酔いつつ、4時間かかって高遠到着。

本棚は、先に来た人から早いもん順で選ぶ。
入口に近い方がいいような気もするが、日が当たるのはいやだし、どこがいいかな?
棚の大きさ、奥行きもいろいろ。
レジ前の木の本棚が気に入ったけど、やはり、「レジ正面」がネックとなり別の場所を選択。
少し入ったところの落ち着いた棚に決定。

番頭さんと相談役はここで、昼休憩。
店主は、荷をほどき、棚作り。
ここが肝であり、一番のおたのしみ♪♪♪
どんどんはかどる。
隣や、後ろでも作業が進む。ちょっと、気になる。

「3時になります。ブクブク交換会が始まりますよ」

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by suirenndou | 2011-08-27 15:54 | 本・古本屋
目覚める
それは一本の電話から始まった。
京都で花屋を営む友人との会話。
念願叶い「長岡天満宮」境内に堂々9月1日グランドオープンの運びとなった。
花屋だけでなく、花子会館という名のサロンも構えて。
そこで、自称参謀の私、前後の見境なく
「本関連のイベントどかな?一箱古本市とか」
と、つい口走ってしまった。新規オープンのよろこびのあまり。。。

間髪入れず「やって。アナタやって!!!いつする?9月1日?」
ああああああ・・・・・
「ハイ。やります!」と言わされてしまった。
でも、9月1日って、無理だし。いくらなんでも。

と言うわけで、
お菓子の店FRNをたたんで早8年が過ぎた2011年8月10日。
眠り猫、とうとう起こされた。
ダンボール1箱に本詰めて西へ東へ。
さすらいの古本屋榊翠簾堂誕生。

「さかきすいれんどう」
よろしくお願い申し上げます。
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by suirenndou | 2011-08-10 23:12 | 本・古本屋 | Comments(2)


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