おやつと猫と、そして本
by suirenndou
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第12回 天神さんで一箱古本市


好天に恵まれ
無事終了いたしました
ありがとうございました




カテゴリ:高遠( 4 )
善積農園 後編
               
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夕食後、囲炉裏端で、坊やのおかあさまと名刺交換をした。
京都の方なら、「一箱古本市」きてもらえるかな?と、色気を出したわけだ。
いただいた名刺には、赤いりんごの絵に、「善積農園」善積峰子とある。
農園主さん?!
では、なかった。
峰子さんの夫である、湖戯人さんの御母堂純子さんがひとりで始められたりんご園。
そこに、結婚後生まれたばかりの長女を連れて、3人で京都を離れ、
りんご園に近い駒ヶ根に居を構えたところから、あたらしい善積農園が始まった。
りんご担当=純子さん
米・大豆担当=湖戯人さん
広報・受注担当=峰子さんという布陣。

話が前後するが、
なにより驚かされたのは、農園の成立ち。
純子さんが50歳の時に、犬一匹連れて、京都から長野県農業大学へ入学し、
翌年には、宮田村に住居を見つけ、りんご園を借り受けて、
りんご農家としてスタートをきってしまったこと。
それから9年間、(周囲の人に手伝ってもらうことはもちろんあったが)
ずっとひとりで、すべてのことをやり通したこと。

趣味で、庭先のトマトやきゅうりを作るのではない。
広い農地をかかえる、「農業」なのだ。
体力も、知識も要る。経験がものをいう。
体力、気力ともにどんどん下り途中の「50歳」。
住む場所を変えて、全然知らない仕事に就く。
いつも勉強しなくてはならない。
一生懸命が、全て成果につながるとは限らない。
自然の脅威もあったろう。

は~~~~。
く~~~~~~~っ。
言葉がでない。
目の前で、にこにこ笑ってらっしゃる純子さん。
こういう一見おだやかに見える人だからこそ、内に秘めたるものは大きいのだろうか。
どえらいことやらかす人だからこそ、こうしてたっぷりと笑っていられるのだろうか。
聞いてみたわけではないけれど、
「なぜ?どうしてそこまで?」と尋ねても、
「え?りんごが好きだから、やってみただけよ」
と、なんでもないことのようにさらりとかわされそう。

変化が嫌い。勉強嫌い。チャレンジ精神ほとんどなし。
人としての器。。。それが翠簾堂。
あわよくば、「一箱へ・・・」などと目論んでいた自分がはずかしい。
純子さん、あまりに大きすぎ。



雨の夜。
凄い方々に出会った。
凄い人というのは、淡々としているようだ。
善積農園のみなさん。
とてもおだやかで、静かなもの言い。
ゆえ、どんどんもっと知りたくなる。
りんごも素晴らしいんだろうな。
店主、もちろんお願いしましたとも。
サンつがる・紅玉・サンふじ三種。
9月から12月頃、収穫ごとに届けられるりんご。
いまから冬までつづくおたのしみ。


気になる方は、こちらへアクセスを011.gif
善積農園HPは→こちら
善積農園りんごのご注文は→こちら
 (収穫量の少ない品種は、早めのご注文を)
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by suirenndou | 2011-09-09 12:16 | 高遠 | Comments(0)
善積農園 前編
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『きっと5号』の特集ページ」掲載。
それを知ったのは、出会ったあとだった。
家族で営むりんご園。
米も大豆もつくっているから、農園なのだけど、
「りんご園」とよびたいなぁ。

大雨が窓を打つ晩夏の夜。
高遠の山の中、分校館に泊まっていたのは、二組だけ。
昔は職員室だったくつろぎルームから、とととっと小さな坊やが歩いてくる。
いまにもころびそうな、危なっかしい足取りなのだが、
本人はおもしろくてやめられない。
そんな歩き始めのかわいらしさに、思わず声が出た。
「お誕生日過ぎました?」
「えっ?よくわかりますね。8月に1歳になりました。」と、坊やのおかあさま。
そこからお決まりの、どちらより?と始まって、話がはずむ。
だって、二人とも京都出身。
へ~~~~っと驚いていたら、そちらのご一行様全員京都人。


ほんとうの驚きは、まだこれからだった。
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by suirenndou | 2011-09-08 16:45 | 高遠 | Comments(0)
きっと
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きっと=高遠発のリトルプレス
2号だけ持っていた。
いつどこで買ったのだっけ?
正確に言うと、番頭さんが買ってきた。
「行けもしないのに、また買ったの?」というのが、店主の感想。あきれ顔。
この手の地元本が大好きなのだ!!!番頭氏は!

ところが、
「赤い糸」は繋がっていた。
なんと、分校館の女主人は、「きっと」三人衆のうちのお一人だったのだ!!!
折りしも、最新刊の5号が出たばかり。
ぐいぐい「高遠」に引き寄せられている。

夕食のあと、
秘蔵の「善積りんご園紅玉を漬けたブランデー」をいただきながら、
「きっと」発刊までの顛末を伺った。
高遠に暮らす三人の魔女が集まり、「本作りたいね」
魔女ですが、本作りに関しては、右も左もわからぬ素人で、何から手をつけたらよいのかさえわからない。
「とにかく、ワードで文章を書き、写真やカットを入れて、簡単に綴じた冊子を作った。
 それを編集・製本もやる印刷屋さんに見せたら、
 本腰入れていろいろ教えてくださって、
 こちらもそれぞれ得意分野を手分けして勉強して、1号ができたの」
「取材はどうやって?」と尋ねたら、
「1号のときは、『本出すの』といったら、みんなが協力してくれて、
知り合い回ったらできた。
それ以降は、紹介してもらったり、自分で気になったこと取材したり。」
本当に、素人三人でできるものなのだろうか?
と、現物を前にしているのに思ってしまう。
素敵な本なのだ。


2号の表紙
赤い実がとても印象的。
5号はがらっと印象が違う。
リュックを背負ってどこへ行くのかな?


こぼれ話
1号のゲラがあがった時。
三人が三人とも「こんな本になったのね?!」と、驚いたそう。
こんなに字がいっぱいの、読み物になるとはイメージしてなかったとか。いろいろ。
そんな感性の違いが、また紙面のおもしろさに繋がっているのだと思われる。
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by suirenndou | 2011-09-07 15:52 | 高遠 | Comments(0)
分校館
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高遠の山の中。
本の家から、車で20分。




「山間の分校をそのまま残した小さなおやど・・・
静かに流れる時間の中でゆったりとお過ごしください
教室は客室に、
裁縫室は食堂・いろりの間に、
職員室はくつろぎルームになりました。」
                  パンフレットより


夕方到着した我々を迎えてくれたのは、
玄関に置かれた、木の机といす。
囲炉裏から漂う炭の香り。
たたずまいも相まって、益々郷愁誘われる。
静かな興奮。


楽しみな夕食。


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by suirenndou | 2011-09-03 16:42 | 高遠 | Comments(0)


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