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おやつと猫と、そして本
by suirenndou
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第19回 天神さんで一箱古本市


無事完結いたしました。
ありがとうございました。







しのばす一箱古本市終了しました。
しのばす一箱古本市終了しました。_a0236063_10454198.jpg

なんの心配もなく晴天のもと、しのばずブックストリートの一箱古本市の一日目、終了しました。
当店出店の貸はらっぱは、机いす付、隣接の建物「香隣舎」で休憩もできるという、至れり尽くせりの大家さんでした。男女3名づつの店主で、計6店で店開き。日陰を譲ってくださった男性陣は、午後には顔が赤くなりほんに申し訳のないことでした。
「ここは11:00のスタートにお客様殺到&本取り合いなんてことはなく、ちょっと心配になるほど出足が遅いですけれど、だいじょうぶですよ」というベテラン助っ人さんの言葉通り、12:00を過ぎたあたりからちらほら。
番頭は気になるお店があり、スタンプ押しがてら千駄木方面くるっとまわり、久々に本日発売というコシヅカハムのアメリカンドッグと数冊の本を持ってお帰り。おいしかったね。ねだってよかった。かりっとした外側。ふわ~と甘い生地。パリッと音がするソーセージ。なんだかわからないフランクフルトじゃない。単体ですこぶるおいしい皮バリバリのソーセージが入っていて、ケチャップと粒マスタードアが合うんです。
さて軽く食べて、では私もスタンプラリーがてら知人の店訪問。2つばかしスタンプが増えたところで、天神一箱店主さんと遭遇!この春より東京住まいとなられ、初めてのしんばずでどこをどう進めばよいのやら。ではでは、ご一緒に。行く先は「帰ってきた油揚げ」私は3度目にしてやっとありけたあの幻の坦々麺。行きがかり上とはいえ、運のよいK氏。トンブリンスタジオのドアは開いていて、「こんにちはー」「あーーーーラスト二人!」ギリギリセーフで最後の二食が我々のお腹に収まったのでした。後半備えてある酢をジャブジャブ入れるとこれがまたうまみ倍増で、濃厚なゴマとラー油が体を温め燃やしてくれるのでした。
満腹&中からの熱がはやる気持ちにブレーキをかけそうになりますが、そんなことにかまっていられないので、ずんずん足を進めます。根津駅近くタナカホンヤで、三島一箱以来のもす文庫さんとおしゃべりし、スタンプもらったら、残りは千駄木の2箇所。もうしんどい。一駅地下鉄に乗る。
は~~~~団子坂。人が多い。横道に入りまた坂を上るのだけれど、どのあたりをのぼれば正解なのかわからない。行き過ぎたくはない。なんとか千駄木の郷&旧安田邸にてGOAL!すでに3:00まわっている。
コンプリートの賞品をここでもらえるとばかり思っていたら、古書ほうろうへ言ってくれといわれ、がーーーーーん。(もうたくさんあるきたくないよーーー)
番頭さんがお腹をすかせて待っているんだよー。(と急に殊勝な気持ちになる)早く帰らないといけないんだよー。なのに、反対方向なんですがー。と言ってもないもんはないから、欲しければ行くしかない。
でとでとでとでと。坂道下る。
ほうろうさんに着いて、いただいた記念品は、しのばず10周年ノートでした。立派。かわいい。うれしい。
レインボーブックス改め、津軽鉄道777という聞いたことあるような無いような屋号で「初参加」のレインボーさんには、目であいさつしただけで大変失礼いたしました。蒸気機関車の本はまだあったのでしょうか?見たかったのに、なんだかとっても焦って先を急いでしまいました。
三崎坂まで戻るのは遠いし、よみせ通りはおそろしい人の数で先へ進めないし、曲がった道がうらめしーと思いつつ、住宅街を上り、ゆうやけだんだんを這い登り、初音通りにようやく戻ってたい焼きと冷たいお茶を買って、貸はらっぱ音地へ帰ると3:40でした。私は最初の二時間しか店番しなかったことになります。まあ、いつもそんなかんじですが。今日は大変疲れました。店主でスタンプラリーをやってる人なんかいませんから。
それでもその後のわずか20分にも、お客様はいらっしゃり、はあはあしながら、おしゃべりして笑って、
なんてたのしい一箱古本市ざんしょ♪
今回の榊翆簾堂の箱テーマ「文士の交友、文士の家族」(身近な誰かが作家について書いた本)というのは、そこそこの本読みさんならみんな持っていて、ミステリーSF幻想サブカル若年層には全く受けないジャンルだな~と思っていましたが、お勉強中の大学生さんから「昔もってたけど」なマダムまでけっこう手にとっていただけて、「あー、よい本から旅立っていくのね」と思うのでありました。「コレ(好きで)あんまり出したくなかったんだよね」から売れていく不思議。毎回思う。
豆本蒐集しているというおじいさん(年配の男性というところなんだけど、おじいさんと言いたい)が、文士看板の豆本もどきを剥がそうとしたのは驚いた。「豆本に見えた」というところに。すみませんもどきとも言えない雑なもんです。ダンボールに縮小コピーをくるんだだけの代物です。3人もというところにも。
一箱古本市で、豆本を持ってきているかどうか聞かれたのも初めてだった。たまに洋酒天国を持っている店主さんは見るけれど。

お客様はもちろんのこと、暑い中ずーっと面倒みてくださった実行委員さん、午前午後の助っ人さん、大家さん、全店全箱まわって賞をくださるプレゼンターのみなさま(本当に大変だと思います)&ナンダロウさん
どうもありがとうございました。
10年とは長いですね。でも実感は、あっというま。もう10年?!と。
しのばずブックストリートの一箱古本市は、5月3日にもあります。
今年は両日お天気にめぐまれそうです。
27日に行った人もいけなかった人も、2日目をどうぞよろしく!
しのばずくん便り→こちら

          
             天神さんで一箱古本市、店主さん募集中!
by suirenndou | 2014-04-28 10:52 | 一箱古本市
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