天神さんでいっぱい古本市は、古本屋さんがどばーっとたくさん本を出す古本市。
喜んでいるのは本屋さん?お客さま?
いやいや京都には、春・夏・秋と大きな古本まつりがありますので、
この規模じゃ、お客さまは驚きもせず、
古本屋さんからすると、本を持って天神さんへちょっと遠足?でしょうか。
それともバリバリ本気「売ったるで~~~~」でしょうか。
とにかく今度の天神さんは、いつも以上に古本だらけ。
本当の古本屋さんと、一箱古本屋さんごっこがおんなじ場所で和やかに。
ありの文庫
大丸京都店の裏。5階までまっすぐ延びる異様な階段の先にあったありの文庫。
いや、あります。今も。
が、もうそこは、事務所になってしまい、お店ではなくなりました。
天神さんで一箱古本市が、10回続けてこられたのも、ありの文庫さんあってのこと。
古本Yさんの紹介で、先ず最初に訪ねた古本屋さん。
そこで様々な指南を受け、黄色い紙を持って右往左往する日々が始まりました。
以来5年、お店の営業形態はかわりましたが、良書を世に出しておられることは変わりません。
パラフィン紙が巻かれた美本揃いの実物を、どうぞお手に取ってください。
町家古本はんのき
2015年7月以来、約一年ぶりに、6月中に新しい場所で実店舗営業を再開されます。
3つの古本屋さんが集まって「町家古本はんのき」であることは、もうみなさまご存知ね。
専門ジャンルが違うので、一軒のお店で多様な分野を楽しめます。
前の編成だったとき、現マヤルカ古書店店主なかむらさんが、
第一回天神一箱売上げ一位だったことも懐かしい思い出。
久しぶりの天神さん出店は、古書ダンデライオン、古書思いの外、古書ヨダレ3店の本を
ダンデライオンさんとヨダレさんのコンビで店番されます。
100000tアローントコ
100000tから100000tアローントコへ、寺町通りをちょっぴり南へお引越ししたのは、いつのこと?
はじめてお店へ伺ったときの雑然とした「部室」感に、いっぺんで虜になりました。
あるときは、コタツが置かれ、まったりとみかんの皮を剝く。
いつ行っても、なにしている人なのかわからない自由人おにーさんや、
かわいい女の子に囲まれている店主加地さん。
店名を見てわかる独特の言語感覚はどこから生まれてくるのでしょう?
本よりレコードより、加地さんに会いに行く店。
いや、買ってください古本もレコードもなんだかわからないものも。
アローントコは、部室じゃないかんじ。じゃあ、なにか?
まずは、第一回からずーーーとお世話になりっぱなしの京都3店御紹介。
紹介になっていない気がするけれど。
3店揃い踏みは、本当に久しぶり。
誰より楽しみにしている榊翆簾堂。
天神さんで一箱古本市まで、あと5日!