第18回 天神さんで一箱古本市
検 討 中
もう、一週間経ちました。
BOOK Day とやまのみなさま、ありがとうございました。 私にとって一箱古本市が非日常ではなく、いつもそのことばっかり考えるようになって、 「特別な楽しい出来事」感がちいさくなっている気がしていました。 主催者と出店者とお客さんの立場を、その時々で入れ替わりながら味わいつつ、 ちょっと慣れちゃったという感じ。 なぜだかBOOK Dayとやまには、行くと決めたときから、 説明がつかない高揚感を感じていました。 終わった今でも、なんだかドキドキしています。 はっきりと「これだったんだ!」と自覚できる理由がいまだに見当たりません。 いや、うすうすはわかっています。 きっかけは、この春の「ハローやながせ」でしょう。 商店街が水色のハローやながせフラッグに彩られて、 若いスタッフがこれからのやながせ商店街をなんとかしていこう! その中で徒然舎さんが中心になって開かれた一箱古本市が、素晴らしかった。 そこで集まったメンバーが、こぞって富山に集合しました。 新しいものができあがっていく様子を、すぐそばで見ている。 自分はなんにもしていないんだけど、やった気にさえなっている。 そのときそこにいる人だけが感じる臨場感に酔っているのでしょう。 北陸人は、おとなしくまじめで地味。 どんよりと垂れ込めた雲の下、長い冬を耐える人々のイメージ。 その一方で、住みやすい県ランキングは常に上位。 仏壇の大きく立派こと、持ち家率の高さ。 と、実は明るく豪快な富山県人。(と言いきるのも無理がある・・・) どこの一箱古本市でも、何箱出ていても、似ているということはあまりありません。 店主さんも箱の内容も、それぞれですが。 さて、富山初の一箱古本市。「濃い」 ピストン藤井隊長を筆頭に、個性的な店主さんあり。 「なぜコレを置いているの?」と尋ねずにはおられない、 本以外のものがいろいろ並べられておりました。 中でも一等気になったのが、水煮のねまがり竹が2瓶。自家製? 売るなら売るで、なぜ2瓶? すごく欲しかったけれど、重いしガラス瓶だし、近づかず遠くから見るにとどめました。 お話すればよかったと、今思います。 不思議物だけでなく、本だって、「見せ本」。 売り物でないことが自筆の短冊に記されていました。 持ち込める冊数が限られた一箱古本市で、 「見せるだけの本」を置くのは、チャレンジャー。 会場の富山市民プラザでは、越中大手市場も同時開催。 たべもののみもの・雑貨・ネイルアートなど。 出店準備を終えた一箱店主が、早速朝カレーを食べていました。 そういえばこどもの頃、前日の夕食がカレーだと、翌朝お茶碗カレーにして食べたっけ。 朝からカレーなんて、食べるから元気が出るのではなくて、 食べようと思うその気持ちが既に、元気。 お昼ごはんに、辛口カレー&ピクルスが、おいしかったね。 もりもりといただきました。 富山大学の白玉あずき+お茶 韓国おやつの焼きたてホットク(練り粉の生地にゴマや胡桃や黒砂糖を包み、ぎゅうぎゅう押し付けながら両面焼いたもの)+ざくろ酢ソーダ 富士宮焼きそば 暑くてのどが渇いて、お水ゴクゴク ![]() ![]() ▲
by suirenndou
| 2013-06-30 22:17
| 一箱古本市
ピストン藤井隊長のブログです。
郷土愛を貫きたかったけど、ちょっと脱線気味なお話も。 富山な話も、富山でない話も独特の語りで味付けされております。 全編とにかく濃い。 笑いと涙と勢いと哀愁と甘酸っぱい匂いが鼻につーん。 この手の自らを貶めつつ突き進む荒い作風、大好きです。 昨日の午後取り付かれたように、クリッククリック、スクロール。 げらげら笑うなんて、ひさしぶり。す~っと快感。 気がつけば、夏至の日も暮れかけておりました。 ピストン藤井隊長と聞いて、あなたは何を想像しますか? 郷土バカ一代!と名乗るセンスは、女にはない。 私は、てっきり男性だと思いました。 妙齢のご婦人とは驚きました。 迷う暇もなく、ご本人と会いまみえる機会が用意されております。 もう明日に迫りましたBOOK Day とやまに、ご出店。 いつも事前学習が足りない榊翆簾堂ですが、ここは押さえました。 ちょっと一箱古本市慣れしてきたようにも感じておりましたが、 今回は、なにやら妙にそわそわと楽しみで、 その上、ピストン藤井隊長を知ってしまい、 そわそわがもっと落ち着かない「ぞわぞわ」になっています。 郷土バカ一代!→こちら ▲
by suirenndou
| 2013-06-22 00:22
| 一箱古本市
![]() 平成25年度都市景観大賞の都市空間部門で、 最高位の国土交通大臣賞を受賞しました。 この賞は、良質で優れた都市景観を市民が活用し、 地域の活性化に結びついている事例に贈られる賞とのこと。 市外の方は、「八条ヶ池周辺地区」といわれても、どこかおわかりにならないでしょう。 長岡天満宮=天神さんのお池のまわりです。 天神さんで一箱本市は、その長岡天満宮の境内にて開催いたしております。 梅に始まり、桜、霧島つつじ、あやめ・・・ 天神さんの夏祭りは、こどもたちにとって夏休み最大にして最後の大イベント。 秋には、音楽のイベント「ソングライン」や、 名産の竹を使った幽玄な「竹あそび」も開催されます。 イベントがなくても、四季折々の花を愛で、大きな木をながめつつ、 のんびり歩くだけでほっとします。 長岡京市HP→こちら ![]() きょうは夏至。 昼間と夜がおんなじ長さ。 明日から少しづつ、昼が短くなる。(で、あってる?) まだまだ昼が長くて、夕暮れの時間がうしろに延びそうな気がするのにね。 ▲
by suirenndou
| 2013-06-21 13:04
| 京都
一箱古本市 10:00~16:00 富山市民プラザ・前庭 トークイベント 17:00~19:00 富山市民プラザ・3階AVスタジオ ![]() BOOK Dayとやま まで、あと3日。 前日の土曜日には、台風に向かって西へ進むことになりそうです。 当日雨が降っても、室内で開催できることは、ほんとうにありがたいこと。 でも、やっぱり晴れてほしいです。 ハローやながせでご一緒した面々が多数参加で、再会が楽しみです。 各地の古本市でお互い出店しているのに、いつもご挨拶ができないままの店主さんも。 そして、はじめましての北陸の店主さん&本。 富山で初めて開かれる、一箱古本市に、新鮮なわくわくをおぼえています。 「どうしよう、帰れなくなってしまう」 と迷っていた、トークイベントに参加することにしました。 北條一浩さん(ライター・編集者)×島田潤一郎さん(夏葉社) 全国の新刊書店・古書店を精力的に歩かれているおふたりから、 どんなお話がとびだすか、楽しみです。 そして、その後の オヨヨ書林さん×徒然舎さん×古書ダンデライオンさんによる 古本屋さんトークも! 富山連泊に勢いがついて、 翌日は金沢に足を延ばして、さらに一泊。 もう勢いと言うか、ヤケっぱちというか、ここまで来たら「京都」でしょう。 そのあとのことは・・・ というわけで、 「おかーさーん、また泊めてくださいね。」 勝手ばかりして申し訳ないですけれど。 WEB 版フライヤー→こちら and more 6月23日は「スーパームーン」の日です。 月が地球に一番近づくタイミングと、満月(または新月)になるタイミングが揃うことで、 いつもより大きくて明るい月を見ることができます。 本はちょっとおいといて、 日曜日の夜は、空をみあげましょう。 ▲
by suirenndou
| 2013-06-20 17:10
| 一箱古本市
午前11時から午後9時 ZEST御池・河原町広場(京都) ![]() 京都中京区寺町通御池上ルにある中古レコードや古本を扱う「100000tアローントコ」 店主、加地さんが中心になって企画。 市内で中古レコードを販売する店は25軒ほどあり、このうち20店以上が参加する見込み。 6/15(土)京都新聞・夕刊の一面トップ記事!→こちら 公式HP→こちら ▲
by suirenndou
| 2013-06-19 16:27
| 京都
![]() まさに、EXCELLENT! 怒涛の特集第3弾「山田の知らない山田うどん」 いまだ山田未経験の榊翆簾堂。 過去に一度、行こうとしてチャンスを逃した浅草店は、今はもうない。 家から一番近いところはどこでしょう? ▲
by suirenndou
| 2013-06-17 16:58
| 本・古本屋
本まっち柏は中止でしたが、
西荻窪では、第70回西荻ブックマーク開催 サイレント映画を西荻で ~活動写真弁士・片岡一郎の世界~ 若手の活動写真弁士として活躍中の片岡一郎さん×三味線による伴奏も加えた特別編成で、 『東京行進曲』(1929年 日活太秦)監督/溝口健二 洋画サイレント作品〈来場してのお楽しみ!〉 ですって それこそ、映画の中の回想シーンでしか知らない世界 あら、もう始まってる 高円寺では、北中夜市!!!! 4時から高円寺・北中通りで、屋台がずら~ 飲んだり食べたりぶらぶら歩き 京都・長岡京のブクブク交換会@カフェグランパも佳境。 見学者あり、新聞取材ありの満員御礼、盛況です。 ▲
by suirenndou
| 2013-06-16 17:11
| 一箱古本市
榊翆簾堂・番頭の店「あまやかん」出店予定
6月16日(日)本まっち柏→こちら 昨年春以来、二度目の出店。 昨年は、メインストリートからはずれた場所で、人通りが少なかったけど、 今年はどうでしょう? ちょっと曲がったところにて、出店。びみょ~。 お天気も微妙。 千葉県民なのに、ちっとも地元で活動しない榊翆簾堂。 今回の箱は、「京都で一箱古本市やってます。なので、『京都推し』でいきます」 果たして、みなさまのお目にとまるでしょうか。 春でも秋でもないこの時期に、京都。 またしても、微妙・・・ 6月23日(日)BOOK DAY とやま→こちら トークイベント『本をつくること 本屋をつくること』 夏葉社:島田潤一郎×ライター・編集者:北條一浩 前日から乗り込む。気合十分! というのも、大好きなおいしい酒を出すお店に、3年ぶりに行けるから。 日本酒が好きすぎて、そのお酒を造るためだけに、絶滅危惧種の酒米を 農家さんにお願いし作ってもらうところから始まる酒造り。 造るのは酒蔵だけど、それを仕切るのは居酒屋の大将。その店に行く。 ま、呑むのは番頭で、私はおつまみ(これがまた富山湾の恵みで・・・)専門ですが。 と、熱く語りすぎましたが、もちろんメインは古本市です。 天神さんで一箱古本市でも人気の古本よあけさんが、上関文庫さんと準備に奔走されています。 トークショウも、豪華です。 まだいつ帰るのか決めていません。 トークショウを最後まで聞いていると、日曜日には帰れなくなるのですが。 せっかく富山まで行くのですから、金沢へも足を延ばしたいところ。 もともと関西人なので、金沢には近しい気分をもっているのだけど、 帰る家は京都ではなく、千葉なのでそれはちょっと遠いねえ。 京都情報 6月15日(土)『仕事のお守り』刊行記念イベント 「地方で働く人たちに<お守り>を」 恵文社バンビオ店 お話:三島邦弘(ミシマ社)×聞き手:堀部篤史(恵文社一乗寺店) トークショウは満員御礼ですが、 終了後お買い上げの方に、三島さんがサインしてくださるそう。 6月16日(日)ブクブク交換会@カフェグランパ(阪急長岡天神駅前) 天神さんで一箱古本市スピンアウト企画と銘打って始まったグランパブクブク。 惜しまれつつも、6月18日を最後にカフェグランパは閉店となります。 カフェをしてみたい方、探しています。 あの明るい素敵なカフェが、6月末には壊されてしまいます。 どなたか、やってみよ!と思う方はいらっしゃいませんか。 6月15日(土)~30日(日) 「スーフルフルフル古本市 vol.1」 まだ伺ったことはないのですが、食堂souffle@円町にて店内古本市 参加=マヤルカ古書店・古書コショコショ・ハニカムブックス・世界文庫 100000tアローントコ・山椒文庫・江頭昌志・放蕩息子(敬称略にて失礼) 古本市限定の?パフェも出るそうです。行きたいな~いいなぁ~ 期間中、いろいろイベントありますよ♪ 私のメモ 明日は、「本と蔵書票の集い」というイベントへ。早朝から夜まで横浜。 おじさま方のコレクションを拝見。 「は~すごい細かさですね。膨大な量ですね。きれい~」 ボキャブラリーの貧困さを痛感する一日となる予定。 選書その他の準備に余念がないのは、番頭。 私の6月は、梅とらっきょうのためにある。 ![]() 今年は近所のこだわり八百屋ではなく、初めて通販で農家直送をとってみた。 ずいぶん粒が大きい。 有機栽培は希少だけど、やっぱり来年は八百屋さんにしよう。 先っちょの細いところは、しょうゆ漬けにした。 早速、冷奴にのせて。初夏の味。 冷酒がすすむこと。 ▲
by suirenndou
| 2013-06-14 23:52
| 一箱古本市
![]() ![]() 森の子ども学校で、ワークショツプをしていただいた高畠じゅん子先生作の絵本。 絵を担当された、高畠純先生の絵とサインも入った、ダブルイラストサイン本。 イラストは、にわとり・ねこさん・ティーカップ・ぞうさん・ぶたちゃん・・・いろいろ。全部違います。 森のアトリエにあります。 数が限られています。なくなり次第終了。 こんな贅沢、もうないと思います。 ▲
by suirenndou
| 2013-06-12 17:44
| 本・古本屋
![]() 天神さんで一箱古本市では、ひときわ異彩を放っている「ちのり文庫」さんが、 あのBRUTUS 最新号に。 「コレ欲しい、アレ集めたい。」と題された特集記事。 父親の書棚で見かけた気がする少年・学生版原色図鑑シリーズ。 背のない本。 大正よろず指南書。 ピノッキォを集める。 小口装飾を集める。 などなど。 んーーーーん、その切り口があったか。 知らないもの、 知っていたけど集めようとは思わなかったものにも、 興味が湧くのはなぜかしら。 ![]() ▲
by suirenndou
| 2013-06-10 18:05
| 本・古本屋
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